岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】の院長JUNです(^^)/
写真に写っている左側の女の子は現在小学校高学年です。
学校の発育測定?の検査項目のうちの1つに
足の裏(踵)をつけたまましゃがむことができますか?
というものがあるらしいんですが、それができないんですよ~っとこの子のお母さんから言われて、いろいろチェックしていみました。
膝は曲がるし、股関節も問題ない・・・
ただ、
足首の可動域が他の関節と比べ圧倒的に硬いことが判明しました。
上の写真みたいにハーフポールを使ってチェックやストレッチをする際は、片足はハーフポールに乗せたまま(踵は床につけたまま)、もう片方の足をハーフポールの前に接地させるんですが、写真の女の子達(姉妹)は全くできませんでした。
上体も真っすぐに出来ないといけませんが、腰が引けて体が真っすぐにできませんでした。
下に見本の写真を載せておきます。↓
しゃがめない原因は足首が硬い?
しゃがみ込みに必要な足首の可動域なんですが、床(足の裏の面)に対して脛の骨がだいたい40°くらい傾斜できないと楽にしゃがめないかなと(^^;)
実際に僕と嫁さんの状態をスマホの角度を調べるアプリでチェックしてみました↓
嫁さんはかなりきつかったみたいですがなんとかしゃがめてましたね(^^;)
なんとかウチのスタッフとして合格?かと・・・。
※補足※
踵をつけてしゃがめない原因は人それぞれです。
ウチでしゃがめない方(主に子どもやジュニアアスリート)に多い原因箇所を多い順に書いてみました。
・足関節(足首)
・股関節
・膝
・背中(胸椎・胸郭)
特に多いのは
足関節と股関節のセット
いろんな方に話を聞いてると、子どもの頃に踵をつけてしゃがめなかった方は、大人になってもしゃがめないようです(;^ω^)
ちなみに、股関節が硬い子は・・・
足首が硬い以外にも股関節の硬さが原因でしゃがめない子の方が多いかもしれません(^^;)
そこで、下の写真の体勢が出来るかどうかチェックしてみましょう。
ポイントとしては
【両肘を床に着けられるか?】
です。
※前側の脚のすね(脛骨)は床に対して垂直になるようにしましょう!!
お子さんに限らず、この体勢が出来ない方は要注意。
しゃがめなかったり、運動時に低い姿勢が出来ない方はこの体勢が出来ない方が非常に多い(^^;)
参考に…
ではこの状態をどうしようか・・・
前はしゃがめてたのに何で・・・(´;ω;`)?
と思われている親御さんも多いかと思いますが、
靴の選び方やケガやその子のクセなどいろんな原因があります。
この状態を改善させるには、ストレッチだけで改善するケースもありますが、
癒着して硬くなった軟部組織などをリリースしてやらないといけません。
※リリース後どうなったか・・・⇩
可動域の狭さは、そのままにしているとケガのリスクが増えたり、他の関節の変形(膝や股関節)、スポーツでのパフォーマンスの低下に繋がっていきます。
しかし、小学生のお子さんでもしゃがめないって子が増えているみたいですね(^^;)
うちの子も厳しく見守っていきたいと思います!!!!
担当:JUN