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「ヨガでケガする・・・」というニュースを見て思う事。

岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】院長JUNでございます!!

 

今回は「ヨガで急増するケガ」について・・・。

 

ネットでもこのことでいろいろ書かれていますよね(^^;)

 

今更ながら、僕も書いてみました(笑)

 


どんなケガ?


今回のブログはこのブログを参考にして書きました。

「ヨガで体が・・・急増するトラブル」

(NHK NEWS WEBより)

 

このブログにも書いてますが、

 

・骨挫傷

・腱板損傷(肩関節)

・圧迫骨折

 

など(^^;)

 

他にも「ホットヨガ」でアレルギーやじんましんなどなど…

 

当院でも実際にヨガやスタジオレッスンで負傷したという理由で来院される方もいます。

 

腰や膝関節、首を痛めてしまったという方もいますね…。


まず、アナタは「ヨガ」がやれる身体なのか?


まずはいろんなポーズをネットから引っ張ってきたいと思います・・・(^^;)

この写真のポーズは「鳩のポーズ」と呼ばれるものです。

 

かなりポピュラーなポーズだと思いますが、ネットで調べているとこのポーズで

 

「初心者向け」

 

だそうです。

 

「なんだと・・・(゚Д゚;)!?」

と戦慄が走って方もいるのでは・・・?

 

やってみると分かりますが、いろんな箇所の柔軟性が要求されます。

これも結構普通によくあるポーズ。

 

「蓮華のポーズ」

「パドマ・アーサナ」

 

これは股関節の外旋角度が十分にないと出来ません。

 

股関節が硬い方が無理にやろうもんなら、股関節がどうにかなってしまうかもです。

「ダウンドック」

「アド・ムカ・シュヴァナーサナ」

 

ウチの患者さんはこれで腹筋がつってしまうとのこと。

 

骨盤が後傾している、肩関節・脊柱・胸郭の柔軟性が足らないとキレイなポーズは難しいです。

なんか見覚えのある・・・

 

そうこれウチでやってる股関節のストレッチです。

 

ヨガでは

「トカゲのポーズ」

「ウッタン・プリスダアーサナ」

と呼びます。

 

実際は肘がつかない方が多く、身体を歪ませて無理に肘を床に着けようとする方が多いです。

「鋤のポーズ」

「エーカパーダカポタアーサナ」

と呼びます。

 

首から肩回り・背中の柔軟性が無い状態でやると、つま先が床に付かないです。

無理にやると負傷する可能性あり。

 

 

実際に紹介したいポーズはいくらでもあります。

 

もっともっとソフトなものもあるかと思いますが、紹介したポーズはどれも

 

「初心者向け」

 

なんです。

 

他にも、「太陽礼拝」なんかだと、身体硬い方にとっては地獄の様なトレーニングと化してしまう事だって(笑)


無理矢理やらない。呼吸を整え、落ち着かせて・・・


ウチでもストレッチ指導している中で多いのが

 

呼吸を止めて、耳や顔を真っ赤にしながら「無理矢理」やろうとする方が多いと思います。

 

そうなると、力が抜けず、筋や関節を固めてしまい、それを無理に伸ばしてしまう・・で痛める。ということに繋がりかねませんよね。

 

常にリラックスしてやる。

ポーズがきつくて、リラックスできない・力が抜けないなやらない!!!

 

これ鉄則だと思います。


まずは自分の身体の状態を知る


ヨガをやればいいってもんじゃありません。

 

ヨガやってれば柔らかくなる。かもしれません。

 

インストラクターの方がマンツーマンであなたの身体の状態に合わせてやってくれるならいいかもしれません。

 

でも、ヨガ行ってる方からよく耳にするのは

 

だいたいが大人数でのレッスンかと思います。・・・。

 

一番できない人に合わせてくれるとは限りません。

 

 

 

 

当院に来る方や、そのお子さんでも、ウチでチェックを受けて

 

「えっ私(うちの子って)こんなに身体硬いの!?」

 

という声が多いです。

 

 

実際に肩を挙げてくださーいってお願いすると、

 

・耳に腕がつかない

・頭を傾けないと挙がらない

・なんとか挙がっても、頭より後方に腕がいかない

 

そんな方から

 

「ヨガ行ってるんですけど・・・」

 

ということを言われたりします。

 

そんなんだと、ヨガやっていても、満足なポーズをとれていないはずです。

 

そういう方はヨガに行く前に、まずは最低限の可動域を作ることを強くお勧めします。

 

・肩が問題なく挙がる

・前屈で床に手がつく

・後方の景色が見えるくらい背中を反らすことが出来る

・あぐらが問題なくかける

・ヤンキー座りの様にしゃがめる(チャイルドスクワット)

 

 

などなどと最低限の可動域を確保してからヨガに行きましょう!!


最後に


今回はヨガのことを書きましたが、僕は正直「ヨガ」自体は

 

「好き♡」

 

です(笑)

 

施術やトレーニングでもヨガの要素を取り入れてるくらいなので(^^)/

 

 

でも、指導する際には「この人の身体の状態なら問題ない」と判断してからじゃないと指導しません。

 

当たり前かもしれませんが、これって僕が「医療資格保持者」だからなんだと思います。

インストラクターの方でも、解剖学や運動学など人体のことをしっかり勉強されて現場に立っている方は多いかと思います。

 

でも、「受ける側」の方も少し自分の身体の状態を知ってから「ヨガ」であったりトレーニングなど運動してほしいと思います。

 

今からヨガや運動を何か始めたいと思っている方

既にやっている方

 

今一度自分の身体の状態を確認してみましょう!!!

 

 

また【たかふじ接骨院】でも現状の柔軟性や身体操作性を見る「ボディチェック」というメニューがあります。

 

基本はジュニアアスリートを対象としたメニューですが、そうじゃない方でもOKです(^^)/

 

事前に自分の状態を確認して、防げることは防ぐ!効率のいい動かし方を学習する!というのも大事ですよ!

 

 

担当:JUN