岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】の院長JUNです(^^)/
今回は当院ではそろそろお馴染み?になってきている
「立甲」
について…。
当院のSNSなどで動画をアップしているせいか、どうやってやるのかとよく聞かれます(^^;)
今回は「立甲」の習得を薦める理由をお伝えしたいと思いますm(__)m
「甲腕一致」がもたらすパフォーマンス
まず「立甲」は写真の様に肩甲骨が立っている状態のことを言います。
四足歩行の動物のチーターやライオンなんかが歩いている時は写真の様に「立甲」の状態になっています。
そして、肩甲骨と上腕が一直線に並んだ状態が「甲腕一致」と言います。
野生動物は常にこの「甲腕一致」の状態で活動しています。
なので、獲物を襲う際に必要なハイパワー・ハイスピードが出せるんです。
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甲腕一致=ゼロポジション
医療従事者の方であれば知っているかと思いますが、肩甲骨の肩甲棘と上腕骨の軸が一直線上に並んだ位置が「ゼロポジション」と呼ばれています。
「ゼロポジション」の状態は
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肩関節のもっとも安定した肢位である。
骨性安定性と筋腱などの軟部組織による機能的安定性の合致した位置で、実際には130度から150度の挙上位がゼロポジションとなり、両手を組んで頭を支える時の肩の肢位である。
X線像では、前後像で肩甲棘軸と上腕骨軸が一直線となり、軸写像では肩甲骨関節面と上腕骨軸が直線状に並ぶ。
腱板断裂の術後や肩関節脱臼の整復位、上腕骨近位端骨折・肩甲骨骨折・鎖骨骨折の一部の整復や固定などにゼロポジションやゼロポジション固定が用いられており、スポーツでは投球動作やテニスのサーブ、バレーボールのアタックなどの肢位はゼロポジションと考えられている。
「南江堂 整形外科学」より
とネットから情報を引っ張ってきました(^_^;)
ネットでも「ゼロポジション 肩」なんて調べれば、色々出てきます。
要はこのポジションに持って行く=肩にとって安定した状態。=「甲腕一致」
これを動作的に体現するのが「立甲」というわけです。
「立甲」が出来ると…
当院ではあらゆるスポーツに対して「立甲」の指導を行っております。
「立甲」が出来ると
・筋力は変わってないけど、パワーアップする。
※特に押す動作など
や
・体幹が安定する
などの効果が一番分かりやすいですかね(;^ω^)
指導していないけど、動きがしなやかだったり、ケガが少なかったり、他の子とは疲労感が出にくい子というのは「立甲」が普通に出来たりしますね。
まとめ…「立甲」などの身体操作を磨いて、ケガのない運動効率のいい体を目指す!!
当院では、「立甲」などの
「身体操作」
の学習やトレーニングをとても大事にしています。
自分の体をしっかりコントロール出来ていないのに運動したりすると、どこか故障したり…
また、スポーツでも身体操作もままならないのに、ウエイトトレーニングで筋肉を大きくすることを優先してしまって、実用的な筋肉が作れないだとか…
ケガから復帰の場面でも、損傷した組織の回復は出来ていても、動作が改善してないと再発したり…
上記の様に「身体操作」が出来ていないことで怪我したり、活躍できなかったりするアスリートを今まで数多く見ています。
そんなアスリートを減らしたいと思っていつも施術やトレーニング指導をしております。
ケガや故障が多かったり、うまく動けないという方は是非一度当院へチェックを受けに来て下さいね(^^)/
担当:JUN