強揉み・強押しのマッサージの効果について考える。

 今回のブログは

「強揉み・強押しマッサージ」

について考えてみました。

 

 

「６０分で２９８０円」なんていう看板を街でよく見かけたりしますよね・・・(;´･ω･)

 

 

そういったお店が増えてますし、利用される方も増えているんだろうなーなんて思います。

 

 

 

全てのお店が強揉み・強押しではないとは思いますが、

「強揉み・強押しマッサージ」は身体にどんな効果・影響があるんでしょう・・・

筋肉を強圧で刺激すると、脳はそれをストレスと判断して、そのストレスを和らげようと反応します。

 

 

その時に脳からは脳内モルヒネと呼ばれる鎮痛作用、ストレス解消作用があるホルモンのエンドルフィン、エンケファリンが分泌されます。

 

 

脳内モルヒネは強い刺激によってより多く分泌されます。

 

 

強揉み・強押しのマッサージを受けた時に感じる爽快感、幸福感は脳内モルヒネによるものだそうです。

 

だから

強揉み・強押しのマッサージは気持ちいい！！

ゴリゴリ押してもらうの最高！！！！

 

 

・・・・しかし、

強揉み・強押しなどの強い刺激は筋肉からすると「打撲・挫滅」を受けていることと同じになっているかもしれません。

 

 

ぐーーーっと筋肉をかなり強く押されるとどうですか？普通は「痛い」と感じるはず(笑)

 

 

でも、身体は痛みに耐えようとして脳内モルヒネが作り出されます。

 

 

結果として強いマッサージを受けた後、その脳内モルヒネのせいで身体がスッキリして楽になったように

「感じてしまう」

ようです。

 

 

しかし、そういった強い刺激を受け筋肉は損傷してしまう場合があります。

 

 

これが「揉み返し」かと・・・。

 

 

でも、筋肉は以前受けた刺激に耐えれるよう硬くなろうとします。

 

 

そうなると筋肉は前より硬くなり、その硬くなった筋肉をほぐしてもらおうとまた強いマッサージを受けに行く・・・の繰り返しになってしまう。

 

 

この悪循環が続くと、筋肉としても機能的な働きがなくなって、様々な動作に影響を及ぼしていくんだろうなと思います。

 

 

このあたりが

ウチが強揉み・強押しのマッサージをオススメしていない理由です。

 

 

ただ、

 

リラクゼーション目的や疲労回復という点では否定はしません。

また、知識のあるセラピストや有資格者の方がやる場合は結果が違うのかなぁと思ったりします。

 

 

一度自分の身体で実験してみたいもんです(;´･ω･)

 

 

では筋肉を損傷する・壊す意味では同じの

 

【筋トレ・ウエイトトレーニングでの筋損傷と何が違うのか？】

 

⇩

違いは、

マッサージは「外部刺激」

筋トレは「内部刺激」

でしょうか？

 

 

損傷する過程が違うのはおわかりでしょうか？

 

 

筋トレの場合は、前よりも強い力を発揮できる筋肉になる。

 

 

強揉み・強押しの場合は、前よりも強い刺激に耐えられる筋肉になる。

 

 

たしかに、ケガして治っても前よりも自然にパワーアップしてパフォーマンスアップしていませんもんね(笑)

 

 

この辺はもう少し勉強しないとダメですね(;´･ω･)